この作品は、「機能面でも、気持ちの面でも、もっと気軽に、手軽に花を飾れるように。」という想いから作品の制作がスタートしました。わたし自身が「花を飾ってみたいけど、ガーリーな感じはちょっとなあ」という思いがありまして、せっかくなら自分で作っちゃお。という流れです。割と軽い気持ちで始めましたけど、長かったです。構想から発売まで1年以上かかってしまいました。。でも納得のいくまでカタチ、色味、全体のバランスを調整しましたし、わたしなりに自信を持っています。

全体のフォルムは赤ちゃんのおくるみからヒントを得て、構成しました。自分のこれまでの価値観を守りながらも、少しずつ新しい自分への殻を破っていこうという想いがこめられています。

「cup of flower」の名前ですが、直訳では見た目そのものですが、

cup of tea = お気に入り

piece of cake = 朝飯前

といった言葉のように、わたしと使ってくださる方の間で何か新しい意味が生まれることを願って、この名前をつけました。

いやほんとに長かった。自信を持ってますなんて書いちゃったけども、最後の方は煮詰まりすぎて正直よくわかんなくなってたので。これ以外にはない、という感覚が正確な表現なのかもしれません。何十、いや百はいってるだろうな。数あるパターンを試して、これしかないと思えるものがこれでした。わたしは大学のときに簿記の資格をとったのですが、そのときぶりくらいに電卓をたたきました。

またこの場をお借りしてお礼のお言葉を書きたいです。

いつもわたしの無理難題に最初は「ん～」とやや渋い顔をしながらも、具体的なカタチに昇華し、他の案も出してくださる福永紙工の営業さん。ありがとうございます。実は熱いところ、好きです。

突然「わたしのために花を作ってください！」との不躾なお願いを快諾し、素晴らしいミニブーケを制作してくださったHeartful Life Galleryさま、ありがとうございます。初めてサンプルを見たときには涙が出そうになりました。あといつも心優しいご対応、お言葉にも救われております。

お写真を撮影した頂いたOさん、Mさん、フォトキャンペーン用のメモ帳をデザインして頂いたWさん、メモ帳を製作して頂いた弘久社さま、ありがとうございます。みなさまほんとうに助かっております。お仕事ついでにお話することがわたしの心の安定にもなっているなあといつも思います。わたし頑張ります。

お話をcup of flower に戻しまして、

ご興味のある方、ぜひ商品ページを見てください！

宜しくお願いします！