1年間の日程が一目でわかる年間カレンダーです。

これを制作しようと思ったのは、以前勤めていた会社で就業カレンダーが配られていて、A4の年間カレンダーだったんです。私はそれをデスクの横とか奥の壁に貼っていたんですけど、思いのほか便利でした。営業をしていたのですが、お客様や協力会社さんと電話でスケジュールを決めることも多くて、そのときに何か月先も見通せる年間カレンダーは役に立ちました。パッと見れるのがよかったんですよね。A4というサイズもデスクの上だとちょうどいいし、フォントが壁掛けカレンダーより多少小さくても気になりません。他の方にも使ってみて欲しかったので、ずっと自分なりにアレンジしてリリースしたいと思ってました。特に日本の家では机を壁に向けて配置することが多いので、そこの壁に貼るのにちょうどいいのではないかと思うのです。今年完成できてよかったです。

こだわったのは「まずインテリアとして飾りたくなるかどうか」です。

インテリアの本とか読んでいると生活感のあるカレンダーは隠すか目立たなくさせる対象として書かれていることも少なくないです。卓上ミニカレンダーでもそうですけど、私はそれを覆したいなという思いで制作にあたりました。視認性を落とさずに、数字の並びが美しい印象になるかどうかを考えながらデザインしていきました。日曜と祝日はアンダーラインで表現してシンプルに仕上げています。

紙ももちろんこだわっています。

日本の住環境に馴染ませやすい4色を選びました。ホワイト、グリーン、ネイビー、ブラック、です。

モノトーンですっきり仕上げるならホワイト、ブラックが良いです。少しアクセントを加えるならネイビーですかね。木を基調にしたお家が多いと思うので、反対色系統のネイビーで合わせると締まった印象になると思います。木目の額にネイビーを入れるのもめちゃくちゃおすすめですね。今だとニトリや東急ハンズ、ダイソーなどの百均ショップでも販売しているので、別途購入して頂くといいかなと思います。わたしは撮影用にAmazonで購入しました。縁が細めの額の方が合うと思います。

グリーンは観葉植物的な感じで癒しになりそうかなという意図で入れました。木の雰囲気とも合います。

環境についても配慮をしており、今回はホワイト、ネイビー、ブラックで「ディープマット」という紙を使用しております。古紙配合率が40％と非常に高く、これだけの色展開のある紙だとかなり珍しいです。繊維質の見えるラフな仕上がりには温かみを感じます。

グリーンは「ビオトープGA-FS」から選びました。こちらは古紙配合ではないですが、森林認証紙で環境への配慮がなされています。

1枚¥680 でお求めいただけます。送料込です。